翻訳と辞書
Words near each other
・ IBM 704
・ IBM 7040
・ IBM 705
・ IBM 7070
・ IBM 709
・ IBM 7090
・ IBM 7094
・ IBM 726
・ IBM 727
・ IBM 7950
・ IBM 801
・ IBM 8100
・ IBM 9370
・ IBM AIX
・ IBM Big Blue
・ IBM BigBlue
・ IBM Blue Gene
・ IBM CICS
・ IBM DB2
・ IBM DeveloperWorks


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

IBM 801 : ウィキペディア日本語版
IBM 801
IBM 801は、1970年代にIBMが設計したRISCマイクロプロセッサアーキテクチャである。その成果は1980年代になってIBMの中で様々な役割を演じることとなった。
801は トーマス・J・ワトソン研究所の801ビルで ジョン・コックの統括の元に純粋な研究プロジェクトとして始められた。
彼らは、既存のIBMのマシンの性能を向上させる手段を探していた。そのためにシステム/370メインフレーム上でのプログラムの動作をトレースし、コンパイラコードを研究していた。
このプロジェクトから、非常に高速で非常に小さいプロセッサコアを作ることが可能だというアイデアが導き出された。
そして、いかなるマシンのマイクロコードもその上で実装できる。
プロジェクトはそれをCPUとして設計する方向に向かった。
その結果できたCPUは1977年に15MIPSという速さで動作した。
これは370メインフレーム用チャネル・コントローラを含むIBMの様々なデバイスで使用された。
そして9370メインフレームのCPUコアとしても使用されるに至った。
1980年代初頭、801の経験は''アメリカプロジェクト''に引き継がれ、そこからPOWERアーキテクチャが誕生したのである。
ジョン・コックは後に801に関する功績を認められ、チューリング賞(1987年)とアメリカ国家科学賞を獲得した。



抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「IBM 801」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.